TOP
/ 匠の技(1脚の椅子ができるまで)
イヨベ工芸社の家具は、その工程のほとんどが職人の手によって作り上げられています。 伝承されてきた卓越した技術はもちろん、最新の設備を導入して効率化も図っています。椅子作りを通して イヨベ工芸社の家具作りへのこだわりをご紹介します。
世界各国の木材を調達。一口に木材と言っても、硬さや大きさ色、木目はさまざま。製品に合わせて木材をセレクトしています。
選定した木材を加工。 用途に応じて木工機械を使い分け、効率よく加工していきます。
中央に削り出したい形の木型を設置。スタートボタンを押すと左右に置かれた木材が4本同時に削られる。猫足など、緩やかなカーブ加工を施したいときにコッピングマシンを使用します。
コッピングマシンで削られた曲線を元に職人が1本ずつ手作りの鉋(かんな)で滑らかに仕上げて完成です。
座面や背もたれなどに使用する張り地。デザインにあわせて布や革を裁断します。
天然牛革を使用する場合は、ゆがみやキズなどをチェックしながら行うため型取りと裁断の作業がすべて人間による手作業になります。
これは牛一頭を背中から半分にして加工された革。 1人用の椅子を1脚作るには、最低1.5頭(3枚)分の革が必要になります。
型どりをした革。 キズの有無を確認しながら無駄のないよう、卓越した職人が型どりと裁断を行います。
裁断した張り地を縫い合わせる作業。本皮、布地、ビニールレザー…。素材によって張り地の伸び方が異なる為、すべて手作業で行っています。
キルティング加工用のミシン。張り地にウレタン素材をはさみ、縫い合わせる。針目は1mm刻みで数種類から選ぶことが可能。デザイン性とクッション性に富んだ張り地を作り出します。
同じ椅子に使われるモノでも、素材によって縫いしろを変えています。それを瞬時に見極めるのが縫製職人の技量となります。
加工した木部フレームに縫製した布地を張り合わせる工程。座面、背もたれ、肘掛など用途に合わせて張り方や接着方法を使い分けながら仕上げていきます。
座面にウェービングテープを網代に張る。座ったときに直接木部が当たらないよう、木部にはクッション材を張っておきます。
革を引っ張り、なじませながらタッカーでとめる。単純そうに見えて、縫製の目を合わせつつ均等に布を引っ張るのは至難の業。
接着剤を使って糊づけ。カーブしているところや角は、はさみで切れ目を入れ、丁寧に処理をする。肘掛部分などによく使われている技術です。
つなぎ目が目立たないよう、塗料を接着面に塗る。塗料が乾いたのち、ハンマーでたたいてなじませて、きれいな一本線にします。
パーツごとに仕上がった椅子を組み立て。
縫い目や柄などを注意しながら組み上げていきます。1脚の椅子を完成させるのに木材の加工から始まり、椅子張りだけで約2日かかります。職人たちはどの作業工程においてもお客様を第一に考えながら精魂こめて作っています。
張り具合や図面に示されたサイズと合っているかなど細部に渡り作り上げた職人自らの目で、ひとつひとつ丁寧に調整を行なっています。
イヨベ工芸社の椅子作りは、単に椅子を作るだけでは終わりません。使う方が安心して使用できるよう、落下や傾き具合など何種類もの検査を行います。この厳しいテストに合格した椅子のみがお客様の手へと渡るのです。
椅子体重80キロの人間が、ドスンと座る場合を想定した試験に使用。ヒップの模型を使って、より現実に近い形で試験を行います。
VOCがどれくらい出ているのかを検査する装置。 イヨベでは接着剤、塗料など人体に一番優しいとされているF☆☆☆☆レベルのものを使用しております。
最終検品を終え、匠たちが想いを込めて作った家具たちがお客様の元へと運ばれて行きます。
椅子張りの技術
木工の技術
鏡面塗装の技術
1脚の椅子が出来るまで
より良質なものを提案したいという職人魂。伝統技術を継承していきたいという経営者の想い。ユーザーから絶大な信頼をうけ、順調に実績を伸ばしているイヨベ工芸社、社長・五百部喜作を通して、その魅力に迫る。
更に詳しくはコチラ